山のグレーディング EXCEL版
1、「山のグレーディング」について
登山が盛んな県等が、主な登山ルートの難易度を格付けした「 山のグレーディング」を公表している。
10段階の「体力度」と、A~Eの5段階の「技術的難易度」を掛け合わせた50のランクに分類し、登る山を選ぶ際の参考にしてもらうことで、遭難事故を未然に防ぐのが狙いとのことである。
始まりは平成26年、新潟県・山梨県・静岡県・長野県の4県で開催した「中央四県サミット」において長野県が提案し、各県が共同して難易度の評価基準を統一して、「山のグレーディング」を行うことで合意した。
その後、平成28年3月に岐阜県、同年8月に群馬県、平成29年7月に栃木県、平成30年4月に石鎚山系と山形県、平成31年3月に秋田県、令和2年3月に富山県においても「山のグレーディング」が行われ、現在10県・1山系で合計949ルートを評価している。
新潟県 101ルート 山梨県 123ルート 長野県 123ルート 静岡県 82ルート
岐阜県 75ルート 群馬県 85ルート 栃木県 82ルート 石鎚山系 50ルート
山形県 103ルート 秋田県 33ルート 富山県 92ルート (令和2年3月現在)
2、「山のグレーディング」エクセル版について
ということで、「山のグレーディング」は各県のホームページで公開されているんですが、PDF版しかないため、思うルートを検索したり、比較したりするのが面倒だと感じていました。
そこでこの度、新型コロナウィルスによる飲み会自粛の時間を使ってEXCEL版を作ってみました。
登山計画の
参考になれば幸いです。
なお、PDFファイルをEXCELにコピペして、半角スペースをデータ区切りにして読み込んでいるので数字等の転写ミスはほぼ無いと思いますが、中には間違もあるかも知れませんのでご容赦ください。
また、各県HPの「山のグレーディング一覧表」には、PDFファイルがEXCELにコピペできない(画像として保存されている)県もありました。
そのため、幸い持っていた古いPDFファイルを使い、その際、同じ県の新旧を載せて重複を削除したり、自分用として作成したものなので、上記の(令和2年3月現在)のルート数とは異なっております。あしからず。
最後に、登山はご自身の体力に合わせて、無理せず自己責任で楽しんでくださいね。